モーニングNo.25「へうげもの」内での秀吉の言。
光秀よ…おまえは真に偉い…
おまえが信長討ちを決行したのは
本心から民の行く末を想うたからであろう…
だが偉いからこそ誰もおまえを信じぬ
人間とは動機に私利私欲が伴わねば
納得せぬもの
故におまえを疑いこそすれ
誰も味方はせぬ
肚(はら)の底まで読まれてもなお
わかり易い
俺のほうに流れるわ
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本能寺の変で織田信長を討った
明智光秀との対決に向かう
羽柴秀吉の言(漫画上の)
なんだか、共感できた。
「このひと、聖人か!」て人は
すごいなぁと思うけど
なんだか距離をおきたくなる。
腹、割れるひとの方がやりやすい。
■追伸
個人的には
権力を持とうとした秀吉より
権力に流されない智恵を持ってた
竹中半兵衛の方が好きです。
私小説のようですが、
王佐の才
おすすめです
特に7話の「上座を断るくだり」
11話の「禄を断るくだり」が、
なんとも涼やかだ。
「縛られない生き方とは何か」が見える気がします(おおげさ。
頭に血が上った時に、読むと気持ちが落ち着きます。
「王佐の才」の作者です。
足跡を辿って来てみました(笑
ご紹介していただき、驚くやら喜ぶやらです。
ありがとうございました。
投稿情報: とし | 2006-05-31 18:11
おお、作者さんですか。
来てくれてこちらもうれしいです。
「王佐の才」にはいろんな知見をいただきました。
元々、この言葉がすきというのもあって
Googleでたたいたときに、
としさんの作品が上位にあがってきて
読み出すことになりました。
竹中半兵衛を掘り下げて扱ってくれていて
とてもうれしかったです。
自分の予想では、三国志の荀彧モノが上位に来ると
予想していたのですが、以外な喜びでした。
17話くらいまでゆるゆると読み進めており、
こちらが読んでいくスピードとしては
遅々としたものになりますが、
楽しみに読ませていただいています。
投稿情報: モンチくん | 2006-05-31 21:49