って考えたことある?ホーン奏者の皆さん、どこで吹き方をならった?
いろいろあると思うけど
楽器との共鳴も意識することって大切なんじゃないかと思った。
自分のホーンの師匠は、以前も書いたけど
学生の時に出会った警察音楽隊のドラム。
路上でソプラノサックスを吹いてて、その鳴りが
今まできいたことないくらいよかったから。
練習に入ってるスタジオをきいてそこに押しかけた。
教えてもらったのは、
リードの見抜き方、削り方(めんどくさくて削りは今はやってない)と
ホーンの呼吸法、それを鍛える術。
ホーンで鳴らすための呼吸を鍛える方法はいたってシンプルで。
静かに息をはき続け、はき続け、はき続け、
おなかに力がかかったらそこで止めて。
耐えて、耐えて、耐えて、耐えられるだけ耐えて
ずっとおなかに力をかける。
そして限界が来たら静かに息を吸い込み、
また、はき続け、はき続けて繰り返し。
これは、お風呂に入ってるときでも、歩いているときでもできる。
今でも使ってる方法。
そして楽器と共鳴する方法だけど、これは限界音域(特に高音)の
ロングトーンで。
といってしまえば、それまでなんだけど。
このロングトーン。楽器を愛でるように音を出し続けた方がいい。
だからこそ、長い伸ばし音のある曲のフレーズをきりとって
ロングトーンにつかうことが大切。
好きなフレーズだからこそ愛でる余裕ができる。
無機質なロングトーンって、俺はムリ。
俺は、そのフレーズがスタンゲッツのステラバイスターライトにある。
そして楽器の音は単体ではなく、自分の声と息に共鳴してなってることを
意識してみる。
軽く10年超えて連れ添ってるテナーは別として
ソプラノには
「あんた、まだそんなに私のこと好きじゃないでしょ?」
っていわれてる気がする。
「だって不細工かつ、わかりにくいんだもん。」
といいたくもなるけど、
5/7のバンビラストでは気持ちをわかってくれたのか
少しは鳴ってくれた。
スタジオで鳴らしてるときは、バンドメンバーに
一部楽曲で「チャルメラにきこえる」といわれるほどひどい。
それでも愛し続ければ鳴ってくれるようになるのかな?
大切に大切にすれば。
これって、セックスにもちょっと似てるよな気がする。
エロい例えで申し訳ないけど。
ものにも心があるっていうし、
そういう考え方もいるんじゃないかと。
この記事を書こうと思ったきっかけは、
あるトロンボーン奏者のHP↓を見たから。
□管楽器の奏法等に関する所感
いろいろ言葉にしてくれている。
自分も少しでも言葉にして、備忘としたい。
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